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18:寝ても覚めても 1

空が青い。
穏やかな天気で日差しも心地良くて、本当ならとても練習なのに、それがかなわないのがちょっと悲しい。

そんなことを思いながら、は教室の窓際の自分の席に座ったまま、空を見上げて小さな溜息をつく。
期末試験まであと二日ということで二時間目の数学は自習になり、各自でプリントをするように言われていたのだが、はどこか上の空だった。
いや、それはこの時間に限ったことではなく、彼と最後に話してから今日までの数日間、ずっとだ。

彼と最後に話したのは、もう三日前になるだろうか。
あの日は本当にいろいろなことがあった。
あのたった一日の間に、生まれてから今までの間で一番辛い想いと一番嬉しい想い、両方を感じた気がする。
それに、あんなになりふり構わず他人の前で自分の心情を吐露したのも初めてだった。
しかも異性に対して、「私のことを嫌わないで欲しい」だなんて、告白だと取られても不思議はないような言葉をぶつけるなんて。
冷静になって振り返ってみれば、恥ずかしくて爆発してしまいそうだと思いながら、は熱い自分の顔にそっと手を添える。

(私、ほんとすごいこと言っちゃったよね……)

実は、あの時のことは正直よく覚えていないのだ。
今まで無意識に抑えてきた彼への恋心を自覚してしまった直後で、感情がコントロールできずに完全に混乱してしまっていたのだろうが、どうしてあんなことを口走ってしまったのか自分でも本当に解らない。
けれど、彼が言ってくれた言葉は鮮明に覚えている。
彼は、「お前を嫌いになることなどありえない」と言ってくれた。
そして更に、「むしろ、俺はお前が――」とも。

あの時の彼の言葉を、あれから何度思い出し、頭の中で反復しただろう。
続きを聞くことは出来なかったから、彼が何を言おうとしたのかはっきりとは分からない。
けれど、「嫌いになることはありえない」と言い切り、そのあとで「むしろ」と続けてくれた。
その言葉の意味を考えれば考えるほど、どうしても抑えきれない期待がの心の中で膨れ上がるのだ。
――もしかしたら、彼も私のことを好きでいてくれているのかもしれない、と。

そうだとしたら、どんなに嬉しいだろう。
今だからこそ言えることなのだろうが、思い返してみれば春先のあの日、初めてコートで彼がラケットを振るう姿を見たあの瞬間からずっと、自分は彼に惹かれていたのだ。ああだこうだと理由をつけて、ずっと気づかないふりをしていただけで。
もし彼が本当に同じ気持ちでいてくれているのなら、どんなに幸せだろう。

この三日間、試験勉強にも身が入らず、はただずっとそんなことばかりを考え続けていた。
そして、次に彼と会った時、どんな顔を、どんな話をすればいいのだろうと思いながら、何度も何度もその瞬間を心の中でシミュレーションしてみたりもした。
しかし蓋を開けてみれば、部活が無い以上学年が違う彼とは会う機会など全くなく、一度も顔を合わすことはなかったのだが。
実のところ、彼は会おうと思わなければなかなか会えない人なのだということを、は今更ながらに思い知ったのだった。

(……顔、見たいな……。ほんのちょっとだけでもいいのに……)

そんなことを思って彼の顔を思い浮かべながら、は大きな溜息をつき、頬杖をついて目を閉じる。
その瞬間、誰かの気配がした。
一体何だろうと、がゆっくりと目を開けると――目の前に誰かの顔が飛び込んできた。
勿論、ずっと思い浮かべていた真田の顔などではない。
この見慣れた顔は、数学の先生だ。

「……うあっ!」

思わず仰け反りながら変な声を漏らして、は目を瞬かせる。

「『うあ』とは失礼だな、。起きてるかー?」
「……は、はいっ! 起きてます!!」

慌てて我に返り、はぴしっと背を伸ばした。

、今の時間はあくまで『自習時間』で、『ぼーっとしてていい時間』じゃないぞ。試験まであとちょっとなのに余裕だなー、満点取れる自信があるんだよな? 期待してるぞー?」
そんな先生の言葉とともに、クラスメイトの笑い声が響く。
は恥ずかしさの余り顔を赤くしながら苦笑し、その場をごまかそうとした。
――その時。

「お、そういえばお前今テニス部のマネージャーしてたな。あんまりだらけてると、3−Aの真田に報告するぞ? 『おまえんとこのマネージャー、自習中に課題もせずぼーっとしてたがなんとか言ってやってくれんか』ってな」

からかうように笑いながら、先生がそんなことを言った。

「え!?」

唐突に出て来た真田の名前に驚いて、の心臓がどくんと鳴る。

「俺よりもあいつが怒ったほうが怖いからなー、俺の代わりに怒ってもらうか。なあ、切原!」

そう言って、先生は切原の席の方を向く。
話を振られた切原は、楽しそうに笑って口を開いた。

「そうっすね、ウチの副部長の怖さは半端ないっすから!」
「なあ。真田の迫力には教師の俺でもびびるからな」
「え、え……ちょ、ちょっと待ってください!!」

は血相を変えて慌てて立ち上がる。
こんな自分の情けない姿を彼に報告されるなんて、絶対に嫌だ。
――あの真面目な彼に、何と思われるか。

「お願いします、やめてください!!」

すがるような目で必死に懇願するを見て、数学の先生は豪快に笑った。

「はは、やっぱりそんなに真田は怖いか? 分かった分かった、黙っといてやるから真面目にやれよ」

そう言って笑う先生の顔を、は少し恨めしそうに見る。
――違う。全然怖くなんてない、彼はとてもあたたかくて優しい人だ。ただ、こんな情けない姿を知られたくないだけ。
そんな言葉を心の中で繰り返しながらも、ただ「すみませんでした」とだけ口にして、はよろよろと席につく。

「よしよし。はは、テニス部の奴らには、これが一番効くんだよなー」

がうろたえている本当の理由など、間違いなく何ひとつわかってないだろう先生は、笑いながら持っていた教科書でぽんとの頭を叩く。そして、そのまま側を離れていった。
なんとか何事も無く終わったことにほっとして、は胸を撫で下ろす。

(も、もう……こんな姿報告されたら、幻滅されちゃうよ。ちゃんとしなきゃ)

そんなことを思っていると、ふいに視線を感じた。
振り返ると、先生とは違い事情を解っているらしい切原とが、それぞれからかうようににやにや笑っているのが目に入る。
は恥ずかしくなって二人から目を逸らすと、振り切るようにシャーペンを手に取って、目の前の自習課題のプリントに向かい合った。

◇◇◇◇◇

しばらくして、授業終了の鐘がなった。
なんとか自習課題のプリントも終わり、ほっとしながら次の授業の準備に移ろうとしていると、ふいに後ろから肩を叩かれは振り返る。
すると。

、災難だったねー」
「まさか副部長の名前出されるとはなー。お前、本気で焦ってたろ?」

そんな明るい声とともに、と切原のからかうような顔が目に入った。
授業が終われば二人が先ほどのことをからかいに来るだろうと予想はしていたので、は強がって平気そうな顔つきをする。

「別に、そんなことないよ」

の言葉に、がくすくす笑う。

「ほんと? かなり焦ってたように見えたけど」
「……ってゆーかさ、さっきだって副部長のこと考えてぼーっとしてたんじゃねえの?」

からかうように笑って、切原が言う。
その言葉に、の顔は一気に熱くなった。

「ち、違うもんっ!!」

そう言いつつも、顔の赤さはごまかしきれない。
それを隠すようには掌で口元を覆い、二人から視線を逸らして明後日の方向を見る。
すると、切原とがぷっと吹き出した。

「お前、分かりやす過ぎ」
「ほんと、ってば可愛いわー」
「二人とも、からかわないでよ……もう」

口を尖らせながら、は机の上の教科書やプリントを片付ける。
すると、が手にしたそれらを見て、が口を開いた。

「……あれ、。それ、提出してないの?」

そんな彼女の言葉を聞いて、はふと自分の手元に視線を落とす。
自分の手には、先ほどのプリントや教科書などがまとめて握られている。

「え、だってこのプリント、別に提出じゃないでしょ。先生、これは出さなくてもいいって言ってたよ」

目を瞬かせながら、不思議そうな顔でが言うと、は首を横に振っての手元を指でさした。

「ううん、プリントじゃなくて、ノートの方。ちゃんと普段のノート取ってるかチェックして平常点に入れるから、この時間中に出せって先生言ってたよね?」

――そういえば、そんな記憶が無くも無いかもしれない。
さあっと自分の血の気が引いた音がした。
今日はたまたまいろいろ考えすぎてぼうっとしてしまったけれど、普段はちゃんと授業を受けている。
勿論ノートだってちゃんと取ってあるのに、平常点がゼロなど冗談ではない。

「だ、出してくる!!」

そう言うと、手の中にあったものを一旦机の上に置き、改めてノートだけを手にすると、はそのまま教室を後にした。

◇◇◇◇◇

廊下を慌てるように走って、一目散に職員室に向かう。
業間休憩ということで、廊下では楽しそうにおしゃべりをし合う生徒たちの姿も見える中、は急いで職員室に駆け込んだ。
そして、先ほど授業をしていた数学教師の机を見つけると、慌てて近づき、声をかける。

「せ、先生、すみません! ノート、出し忘れてたんですけど……!!」
「なんだ、ノート提出してなかったのか? あの時間中に出せと言っただろう」

呆れた声を発しながら、先生が座っていた回転椅子ごとこちらを向く。

「すみません、ちょっとぼーっとしてて……」
「そういえば、さっきの授業中といい一体どうしたんだ。お前にしては珍しいな。風邪でも引いてるのか?」
「そういうわけではないんですけど、すみません……ちょっといろいろあって考え事を……」

そう言って、は苦笑する。

「まあ、お前普段は真面目だしな。大まけにまけて、今回限りってことで受け取ってやろう」
「ありがとうございます!」
「貸しだぞー」

笑って、数学の先生はのノートを手にした。
ほっとしながら、は頭を下げる。

「本当にありがとうございました! これからは気をつけます!!」

はもう一度深深と頭を下げ、職員室を後にした。
そして、職員室を出るなり、立ち止まって安堵の息を吐く。
は、本当に自分が情けなかった。いくらなんでも、彼のことで頭がいっぱいで授業が疎かになるなど、たるんでいるにもほどがある。
こんなことを真田が知ったら、決していい顔はしないだろう。

(しっかりしなきゃ……もう……)

こんなことではいけないと、気合を入れるように顔を上げた。
――その時。
ふと目に入った掲示板に、「真田弦一郎」という名前があったような気がして、の息が止まる。

「……っ!?」

言葉に詰まりながらも、はそれにそっと近づき、もう一度まじまじと掲示板を見つめる。
やはり、見間違いなどではなかった。確かに彼の名前だ。
そこに貼られていたのは、書道作品だった。「春の校内書道コンクール入選作」と書かれた見出し紙の下の一番目立つところに、彼の書いた作品が飾られていたのだ。
しかもその側には、燦然と輝く「金賞」の文字がある。
常勝無敗――3―A 真田弦一郎。
中学生が書いたとは思えないほど達筆なその文字たちは、彼の性格を表すように真っ直ぐで凛々しくて、とても綺麗に整っていた。

(先輩、書道も得意なんだ……)

知らなかった。
けれど、すごく彼らしい気がする。
それに、選んだ言葉が「常勝無敗」というのが、また彼らしい。
彼がこの四文字に込めた思いが力強く書かれた紙から伝わってくるようで、まさにテニスをする彼を見ているような気分になりながら、はじっとその文字を見つめた。
まるで彼本人に会えたような気がして、なんだか嬉しくてドキドキした。
きっと今彼本人に会ったところでまともな話など出来ないだろうから、今の自分にはこれくらいでちょうどいいのかもしれない。
そんなことを思いほんの少し苦笑しながらも、尚もそれから目が離せないまま、が掲示板の側で立ち尽くしていると。

「あ、みーっけ」
「……? 何見てんの?」

背後から声を掛けられて、途端に我に返る。
振り返ると、そこにはいつの間にかと切原の姿があった。

「ふ、ふたっ……い、いつの間に!?」

目を見開き驚いた声を上げた直後、ははっとする。
この二人が今自分が見ていたものに気づいたら――絶対にまたからかわれるに違いない。
しかし、ごまかさなくてはと思った時には、もう遅かった。
既に彼らの視線は、先程が釘付けになっていた「それ」に注がれている。

「……ほんっとお前って分かりやすいというか、なんつーか……」
「遅いと思って見に来てみれば……もう、ほんとってば」

そんなことを言いながら、二人はにいっと笑った。
二人のからかうような視線から目を逸らし、は顔を真っ赤に染める。

「ち、違うもん……私は、別に先輩の作品を見てたわけじゃ」
「はい墓穴ー! 誰もお前がソレ見てただろなんてひっとことも言ってねーっつーのー!」

の言葉を遮り、してやったりという顔で切原が言った。
彼のその言葉で、自分が余計なことを言ったのだと気づいたは、顔をさらに赤く染め上げながら必死で声を荒げる。

「も、もう、違うの、違うんだってばー!! わ、私はこっちじゃなくて、そっち、そっちの方を見てたの!!」

半ばパニックになりながら苦し紛れに叫んで、は適当な方向を指さす。
――すると。

「お前たち、何を騒いでいるんだ?」

新たな声が聞こえて、三人は反射的に声の主を見上げる。
そこには、どこから現れたのか、いつの間にか柳の姿があった。

「え、あ、柳先輩。こ、こんにちは」
「ちーっす」
「こんにちは、柳先輩! 職員室に用事ですか?」

それぞれ挨拶を返して来た後輩たちに、柳は優しく笑いかける。

「ああ、こんにちは。生徒会のことで先生に渡すものがあってな、今職員室から出て来たところだよ。聞いたような声がしたと思ったら、やはりお前たちか」

そう言って、柳はくすりと笑うと、言葉を続けた。

「ところで、楽しそうだな。どうしたんだ?」
「あ、聞いて下さいよ! こいつが職員室行ったっきり帰ってこないから、どうしたのかと思って見に来たら、こいつ『これ』をじーっと見てるんすよ!」

そう言いながら、面白そうに掲示板に貼ってあった真田の作品を指す切原を、は慌てて制止した。

「も、もう、だから違うって言ってるでしょー!!」
、今更隠さなくたっていいじゃない。もう皆知ってるんだから。ね、柳先輩」

の茶化すような声に反応して、の顔はどんどん熱を増していく。
確かに、や切原、そして何故か柳にまで自分の気持ちがばれているのはもう知っているけれど――それでも、恥ずかしいものは恥ずかしい。

「だーかーらー!! 違う、違うんだってばー!!」

必死でそう言い、は無意味に手をぶんぶん振りながら、真っ赤な顔で否定を繰り返す。

「じゃあ何見てたんだよ、あんなに熱心にじーっとさ」
「そうそう、私たちが声掛けるまで、一体何をそんなに一生懸命見てたのよ」
「う……そ、それは……」

は言葉を詰まらせると、顔を赤く染めたまま目を泳がせ、辺りを見渡した。
そして、ある一枚の掲示物に目を止める。
瞬間、「これだ!」と思い、は勢いよく書道コンクールの隣に貼ってあった、一枚のポスターを指差した。

「これ――そう、これ見てたの!!」

そう言ってが指し示したのは、駅前の広場でやる、地域の七夕祭りのポスターだった。
が、近寄ってそれをまじまじと見る。

「……七夕祭り? あ、去年もと行ったやつだね」
「そ、そう。今年も行けるかな〜って思ってさ」

は、そう言って大袈裟に笑った。
しかし、他の三人がそんなことを信じるわけは無く、それぞれ無言の笑みを浮かべながらの顔を見る。

「ほ、ほんとだってば」

そうは言っても、はどうしても顔に出てしまう性質だ。
頬を染め、視線を不自然に逸らしてバレバレの嘘をつくがおかしかったのか、と切原は同時に噴き出した。
柳も、微笑ましそうにくくっと笑っている。

「あんた、本当におもしろいわー。ま、そーゆーことにしておいてあげる」

くすくす笑いながら、が見ていたと言い張るポスターを見つめた。

「七夕祭り、か。もうそんな時期なのね」
「早いね。こないだまで、まだ春だったような気がするのになあ」

の隣で、もあらためてポスターを見上げる。
すると、切原も興味深そうに覗き込み、口を開いた。

「いいねえ、祭りかぁ。いつだ? これ」

切原がそう呟くように言うと、柳がふむと呟いて三人の後ろからポスターを見つめた。

「どれどれ……七月七日……ああ、今週末の金曜だな。ちょうど試験の最終日じゃないか?」
「ほんとだ、最終日ってこたぁ試験終わってるってことか! なら行けるじゃん! なあ、一緒に行かねえ!?」

柳の言葉を聞いた途端、切原が嬉しそうに叫んでを見る。
そして、捲し立てるように言葉を続けた。

「最終日なら、部活もねえしさ! な、美術部も勿論無いだろ? 行こうぜ!」
「うん、いいね! 、行こうよ!!」
「うん、行きたい! 行こう行こう!」

が笑顔で即答すると、切原は嬉しそうに拳を振り上げた。

「よっしゃ! じゃあ、決まりな!!」
「はは、お前達。祭りはいいが、その前に試験があることを忘れるなよ」

そう言って、柳がからかうように笑う。
その言葉に、切原は顔を引きつらせて苦笑した。

「げ……ちょっと柳先輩、嫌なこと思い出させないで下さいよ〜」
「でも、終わったらお祭りがあるんだって思ったら、『よし頑張ろー!!』って気になるよね」

うなだれる切原を励ますように、が笑顔で声をかける。
そんな二人の隣で、もまた嬉しそうに笑っていた。

――その時。
はしゃぐ後輩たち三人を微笑ましそうに見つめていた柳が、何かに気付いてふと顔を上げる。
そして、面白そうにくくっと笑うと、「それ」に向かって大きく手を振り上げた。

「弦一郎!!」

そう柳が叫んだ瞬間、の目が思いきり見開かれ、その両肩がびくっと跳ねた。

――今、柳先輩が呼んだのは――もしかして。

頭が真っ白になり、事態の把握が追い付かない。
しかしそんなのことなどおかまいなしに、後ろの方からは誰かがゆっくり歩み寄ってくる音が聞こえてくる。
隣にいたや切原は、とっくに振り返ってその足音の主を見ているのに、は何故か振り返ることが出来なかった。
なのに、背後からゆっくり近づいてくる気配と比例するように、自分の心臓はどんどん強く高鳴っていく。

やがて、足音はの背後で止んだ。
そして。

「……お前達、揃って一体何をしているんだ」

そう言った声は――やはり、が予想した通り、「彼」の声だった。

初稿:2008/05/21
改訂:2010/03/29
改訂:2024/10/24

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