(と、とりあえず走らないと!)

応援席の方から、名指しでの応援をしてくれるクラスメイトの声が聞こえる。
それを聞いて気持ちを立て直しながら、は中間地点に向けて、ひたすら走った。
同じレースの走者の人たちは、流石に速い人たちばかりのようで、もう既に中間地点で紙を拾っている人もいる。
最後に中間地点に到達したは、足元に散らばっていた紙の中から慌てて1枚を拾い上げた。

もつれる手を何とか駆使して、4つ折りの紙を広げる。
その瞬間、目に飛び込んできたのは――「尊敬」の文字だった。

(……「あなたが尊敬している人」ぉ?!)

尊敬。そんけい。ソンケイ。
その言葉を、何度も何度も頭の中で反復する。

(尊敬……)

この紙を開いた瞬間から、の頭に過ぎる人はただ一人だった。
いつも優しくて、真っ直ぐで、不器用だけどとても強い信念を持ち、こんな自分をものすごく優しい笑顔で包んでくれる――「彼」。
あの人のようになりたいと思った回数は、数え切れない。
恋人ということを抜きにしても、一人の人間として、心から彼を尊敬している。
考えれば考えるほど、彼以外の人は思いつかなくて、は立ち尽くしてしまった。

(ど、どうしよう……!!)

同じレースの選手たちは、もうパートナーの目当てを見つけたのか、トラックから外れて走りだしていた。
もう、考えている暇は無い。
早く自分もパートナーを見つけてゴールに向かわなければ、負けてしまう。

は、真田がいるはずの方向――赤組の応援席の中央をちらりと見た。
――その瞬間。
彼と目が合ったような気がして、の中で何かが弾けた。

(こんなところで考えていても、しょうがないよね……動かなきゃ!!)

は、紙切れをぎゅっと握り締めると、真田のいる赤組陣営に足を向けた。
外野の声が妙にざわついているような気はしたけれど、そんなことを気にしている余裕は無い。
目立つ学ラン姿の彼に向かって、ただひたすら一直線に走る。

少しずつ、真田の姿が大きくなってくる。
先ほどまで遠くから小さく見ていたその姿が、どんどんはっきりと映し出されてきて――の心臓は一気に高鳴った。
同時に、周りの赤組の人たちが明らかに驚いているのも分かったが、はもう、後には引けなかった。

「さ、真田せんぱ……!!」

大分近づいたところで、は真田の名を呼んだ。

「……!」

彼の声が聞こえた。
は、そのまま彼の側まで駆け込んだ。

「せんぱ……あの……」

やっとのことで真田のもとにたどり着いたけれど、全速力で走ったので、わき腹が痛いし、息も切れている。
まともに言葉が出ない。

「だ、大丈夫か、
「だいじょ……ぶです……」

膝に両手をつき、息を整える。
でも、ゆっくりはしていられないと、はぱっと顔を上げた。
――途端に飛び込んできたのは、さっきから見ないようにと努めていた、彼の応援団長姿。
どくんと、心臓が跳ねた。

「あ、あの……真田先輩……」

上手く言葉が出てこない。
今の彼の姿は、やはり相当に目の毒だ。
熱くなった顔を伏せながら、は必死で言葉を綴ろうと試みる。

「一緒に、あの……」
「もしかして、俺を連れに来たのか?」

言葉が定まらない自分の代わりに、彼が状況を判断し、核心を付いてくれた。
こくこくとは必死で首を振る。
しかし彼は、少し困ったように眉根を寄せた。

「う、む……そ、そうだな……行ってやりたいのは、やまやまなんだが」

明らかに、真田は困惑していた。
でも、もう彼以外の人にお願いしている時間は無い。
は、もう一度彼に頭を下げた。

「すみません、どうしても、先輩しか思いつかなくて……」

そう言って、が持っていた紙を真田に渡した――その時。

「可哀想だけど駄目だよ、さん」

どこかで聞いたことのある声が、真田の背後で聞こえた。
はっとして、二人は声のした方を振り向く。
そこにいたのは、幸村だった。

「幸村!」
「幸村先輩……!」

二人の声が重なる。
幸村は、にこりと笑って続けた。

「敵チームの本陣まで来て、しかも大将を連れ出そうとするその根性には拍手を送るけどね。でも、よく考えてごらん? 敵チームに点数が入るのが分かっているのに、むざむざ連れて行かせるわけにはいかないよね」

いつもの笑顔で、幸村は言う。
その言葉に、はハッとした。

よくよく見れば、今までのレースの選手たちも一緒のレースの人たちも、自軍の生徒か、先生や父兄などの中立の立場の人たち以外には声を掛けていない。
当たり前だ――だって、ただでさえ僅差なのに、敵軍に点数が入るのを良しとするわけが無い。

そうか、だから周りの赤組の人たちも驚いていたのだ。
自分はとても恥ずかしいことをしているのだと、顔がかあっと熱くなった。
それだけじゃない、彼にも迷惑を掛けている。
彼は赤組の総大将なのだ、こんなお願いをされて困らないわけが無い。

「せ、先輩、ごめんなさい……!!」

恥ずかしかった。
顔が熱くて、もうどうしようもない。

『おっと、第4コースの白組の彼女、どうやら振られてしまったようですね。流石にこの点差では敵チームに情けは掛けられないか!?』

実況の声が響く。
恥ずかしくて死にそうだったけれど、今は早く彼以外の人を見つけなければいけないのだ。
急がなければ――もう時間は残されていない。

「ご、ごめんなさい、真田先輩。他をあたるので、その紙、返してください」

顔は上げられないまま、は彼に向かって手を伸ばした。

――しかし。
の手に触れたのは、とても力強くて、あたたかい感触。

「え……」

驚いて、は顔を上げた。
すると、真っ赤な顔の彼と目が合う。

「行くぞ、!!」

そう言って、真田はの手を引いた。
いきなりの彼の行動に、は目を見開く。

「え、で、でも……いいんですか……?」
「この条件で一目散に俺のところに来られて……断れるわけが無いだろう」

そう言うと、真田はから受け取った紙を握り締めながら、恥ずかしそうに顔を染め、咳払いをした。
そして。

「……嬉しいと、思ってしまったからな」

小さな声でそう言うと、真田は振り返ってに微笑みかけ、続けた。

「その礼に、お前に1位を取らせてやる!」

――泣きそうだと思った。
やはり、「尊敬する人」は彼以外にはありえない。

嬉しすぎて、声が出なかった
その代わりに、はぎゅっと握ってくれたその掌を、強く握り返す。

しかしその途端に、背後の赤組陣営からものすごいブーイングが響き渡った。

「真田、敵に情けをかけるのかよー」
「女子だからって、カッコつけるんじゃね―ぞ、真田あー」
「逆転されたらどうするんだよ!」

あちこちから、そんな声が飛び交った。
――しかし。

「うるさい! この程度の点数ぐらいくれてやれ、俺が後の競技で倍にして取り返してくれるわ!!」

赤組陣営に向かって、彼はそう一喝した。
その途端、あれだけざわついていた赤組陣営は、一気に静まり返る。

「行くぞ、!」
「は、はい!」

黙り込んだ赤組応援席を背に、真田はもう一度の手を強く握り締め、走りだした。

「おやおや。……楽しませてくれるね、あの二人は」

そんな二人の背中を嬉しそうに見つめて呟いた幸村に、同じ赤組のジャッカルと柳生が近寄る。

「おい幸村。連れて行ったら駄目とか、本心で言ってたわけじゃねえだろ?」

ジャッカルの言葉に、幸村はふふっと笑う。

「さあ、どうだろう。……でも、真田だったら、あの状況で彼女を放っておくことは出来ないだろうなと思っていたけどね」
「いいじゃありませんか。この後、真田君はまだ2つほど競技が残ってますし、彼なら全部1位で取り返してくれますよ」

眼鏡の中央をくいっとを上げて、柳生も微笑ましそうに言った。

「うん、だろうね。でも、俺は正直、体育祭の勝敗よりもいかに楽しめるかの方が大切だからさ。この展開には、大満足だよ」

幸村の言葉に、ジャッカルが少し苦笑を浮かべた。
彼らしいなと思ったのだろう。

「それにしても、感動的じゃありませんか。恋人同士が敵チーム同士になってしまったのに、それでも手を取ってゴールを目指す……まるで、『ロミオとジュリエット』をハッピーエンドにしたようなドラマを見ているようですね!」
「『ロミオとジュリエット』か。いいね、それ」

柳生の呟きに反応して、幸村はくすくすと笑みを浮かべる。
そして。

「ちょっと用事を思いついたから、行ってくるよ」

そう言い残して、幸村はそのまま応援席の中をすり抜け、どこかへと消えた。





は、彼の背中を見つめひたすらに走った。
しかし、彼のスピードは尋常でないほど速く、自分の足がついていかない。
手を繋いでいてはくれているが、ただ引っぱられているだけだ。
完全に、彼の足を引っ張っている。
――そう思った瞬間。

「わわ!」

手が離れ、足がもつれて、は土に膝をついた。
前を行く真田は、慌ててその足を止める。

「すまない! 大丈夫か、!!」

「は、はい、大丈夫です! すみません、私、足遅くて」

足の土を軽く払って、立ち上がる。
真田は、その足を覗き込んで呟いた。

「すまない、本来なら俺がお前のスピードに合わせるべきなのだろうが、それだと1位は取れんからな……」
「あ、あの、先輩だって立場があるんだし、1位じゃなくても」
「あれだけの啖呵を切って赤組を飛び出してきたんだ、今更1位が取れなかったらそちらの方がかっこ悪いだろう」

苦笑して言うと、真田は続けた。

「……それに何より、先ほどお前と『1位を取らせてやる』と、約束しただろう。知っているだろう? 俺は約束を破るのは性に合わん」
「先輩……」

の胸が熱くなる。
――駄目だ、やはり彼が好きだ。

そうしているうちに、真田は何かを思いついたのか、「よし」と頷いた。
そして、そのまま腰を落とし、彼はに背を向けて膝をついた。

「え、え? せ、先輩?」

一瞬彼が何をしているのかわからず、は戸惑って彼に尋ねる。
すると、彼は首だけをこちらに向けた。

「おぶされ、
「え、ええええ!?」

彼の要求に、の頭が一気に沸騰する。
しかし彼は、そんなを急かすように続けた。

「急げ、時間が無いぞ!」

そう言った瞬間、たちの側を同じレースの走者が追い抜いていった。
確かに、もう考えている時間は無い。

「す、すみません!」

は、思い切って彼の首に両手を回した。
同時に、彼の広い背中が自分の身体と密着して、の心臓が一気に高鳴る。

「よし、しっかりつかまっていろよ!」

彼のその言葉と同時に、自分の身体が宙に浮いた。
――そして。

「行くぞ!」

そう言うと、彼はを背にのせたまま、ものすごい速さで走りだした。

風を切って走る、とはこのことを言うのだろう。
自分を負ぶっているのに、彼のスピードはとても速い。
先ほど抜かれたばかりの選手たちをあっさりと抜き返し、前を走っていた選手たちもどんどん抜いていく。
彼は一目散にゴールに向かって走った。

(すごい……!!)

レースの実況の音も、歓声も、今のには何も聴こえない。
聴こえるのは、風の音と、早鐘のように打ち震える自分の心臓の音だけだ。

先ほどまでは遠くから見るだけだった彼に背負われ、敵対しているはずの彼とともにゴールを目指している。
は、夢を見ているのではないかと思った。

「スピードを上げるぞ、もう少し強く掴まれ!」

彼の声が聞こえて、はっとする。

「は、はい!」

彼の言葉に、はもう少しだけ、腕に力を込める。
すると、彼は少しだけ振り返って、優しく微笑みかけてくれた。

「よし!」

そう言うと、彼はスピードを上げて先を行く選手たちをどんどん抜き去り――本当にゴールテープを切ってしまった。

『すごい、やりました!! 白組と赤組の敵同士カップル、1位でゴールインです!! しかも今タレコミがあったのですが、この二人、恋人同士ということです!!』

――そんな実況の声が、高らかに秋の空に響いた。



お祭り騒ぎの観衆の中、はゆっくりと真田の背中から降りる。
ゴール直後のとんでもない実況のおかげで、辺りは騒然としていた。
そりゃそうだろう、真田と言えば校内でも有名な堅物男だ。
その真田に彼女がいたのだと、全校生徒に周知されてしまったのだから。

『いやー恋人が別々のチームになってしまっていたわけですね。しかも、真田君はチームの総大将!なるほど、『体育祭のロミオとジュリエット』とは、よく言ったものです』

まるでワイドショーのレポーターのように、放送委員の生徒はマイクを通して楽しそうに言う。
しかし、は言葉を発するどころではなく、真田もまた、眉間に皺を寄せて「うるさい!」と一喝するのが精一杯だった。
そんな真田に怯むことなく、放送委員は軽快に続けた。

『しかし、彼女の指定は『尊敬する人』だったそうですが、それで真っ先に彼氏を思い出すなんて、可愛いですよね。しかも、それに答えてあげる真田君の男気にも感動しましたよ! いやー微笑ましいカップルですね!!』

この調子では、もう何を言っても無駄だ――真田とは、ぐったりと脱力した。





実況から解放され、と真田は1位の場所に案内された。
二人はそこに腰を落ち着けたが、周りの生徒の視線を一身に集めていることに気付き、二人の顔は真っ赤に染まった。

「……ま、全く……誰だ、あんな余計なことを言ったのは……!!」

迫力の無い、真っ赤な顔で憤慨しながら、真田はぶつぶつと呟く。

「ご、ごめんなさい、先輩……私が、先輩のところに行っちゃったから……」

恥ずかしくて顔が上げられないまま、は言う。
真田は、ふう、と息を吐くと、そんなの頭をぽんぽんと優しく叩いた。

「お前のせいじゃない、気にするな」
「でも……」

恐る恐る顔を上げて、真っ赤な顔をちらりと覗かせながら、は申し訳なさそうに言う。
真田は、苦笑を浮かべて、先ほどと同じ言葉を繰り返した。

「気にするなと言っているだろう。付いていったのは俺の意思だ、お前のせいじゃない」

彼の優しい言葉は嬉しかったけれど、やはりどうしても申し訳なかった。
自分が考え無しに彼を誘いに行ったせいで、彼に恥ずかしい思いをさせてしまったし、きっと彼はこの後同じ赤組のチームメイト達に責められるだろう。
全部自分のせいだ。
彼の応援団長姿を間近で見られたとか、彼と一緒にゴールできただとか、そんなことで浮かれていた自分が情けなくて、はまた顔を伏せる。

「本当にごめんなさい」

何度も何度も謝るを、真田は困ったように見つめた。

やがて、借り人競争が終わり、退場が促される。
と真田も立ち上がり、駆け足で退場門へと捌けた。


退場門から出たところで、はまた、真田に頭を下げた。

「先輩、迷惑を掛けちゃって本当にごめんなさい」

同じ言葉を何度も繰り返すを見つめ、真田は眉間に皺を寄せる。

、だから……」

真田は何事かを言おうとしたが、周りの視線を感じて、言葉をとめた。
先ほどのことがあったばかりだから、二人が一緒にいれば目立つのは当然だ。

「……、来い!」

そう言うと、真田は大慌てでの手を引いてその場を後にした。





真田は、人の目につかないところまで来ると、足を止め、に向き合う。
そして、赤い顔で口を開いた。

「……何度も言うが、お前が謝る必要は無い。俺は俺の意思でお前について行ったんだ」

「でも」
「俺は!」

の言葉を遮り、真田が叫ぶ。
目を見開いてが真田の顔を見つめると、真田は小さく咳払いをして、続きを紡いだ。

「……お前があの紙を見るなり一目散に俺のところに駆けて来てくれて、本当に嬉しかったんだ。あんな多くの人の目がある中で、何も考えずに俺のところに来てくれた。無意識に俺のことを思い出してくれた。それだけで、嬉しかった。その上、その内容が『尊敬する人』だと分かって、改めてお前の気持ちがありがたいと思った。……俺にしてみれば、いつも素直に行動できるお前の方がよっぽど尊敬に値するが」

言葉を重ねていくうちに、彼の顔はどんどん真っ赤に染まる。

「先輩……」
「それに……もしお前が他の男の手など引いていたら、多分俺はそっちの方が我慢ならん。借り人競争という競技上、必要であったとしてもだ。それを思えば、しばらくの間好奇の目に晒されることくらい、なんでもないぞ。だから、気にしてくれるな。謝る必要もない」

そう言って、彼は「俺は別にお前との仲を隠すつもりは無いしな」と呟き、はにかむように笑った。
その気持ちと笑顔が嬉し過ぎて、はもう、言葉も出ない。
彼は本当に尊敬に値すべき人だと心から思いながら、彼の学ランの裾をぎゅっと握り締め、は小さな声で「ありがとうございます」と呟き、泣いた。
そんなの肩を真田は優しく抱き――少しの間だけ、二人は体育祭のことを忘れた。





その後、残されたプログラムを順調に終え、今年の体育祭は終了を迎えた。
注目すべき勝敗は――見事赤組の勝利、という形で終わった。
借り人競争の後、白組もまたものすごい勢いを見せ、一時は赤組の大将が敵チームの恋人に与えた温情のせいで赤が負けるかとすら思われたのだが、その当の本人がその後出た競技で全て1等を取り、彼女に与えてやった分の2倍以上の点数を取り返したのだ。
「有言実行の男」と絶賛され、あの借り人競争のエピソードもあって、真田は体育祭のMVPまで取ってしまったのだった。



「……結果オーライって、このことを言うのかなあ……」

二人で帰っていた帰り道で、ぼそりとが呟く。

「結果オーライ? 何がだ」

「だって、今日一日で、先輩の人気ものすごく上がったと思いますもん……女子からも。だから、私っていう彼女がいるんだってバレて、結果的には良かったんじゃないかなあって……」

顔を真っ赤に染めながら、は言う。
そんな彼女を、微笑ましそうに見つめながら、真田は笑った。

「それを言うなら、俺もだな。借り人競争の際、敵チームにまで乗り込んで俺を連れ出しに来た姿はとても可愛かったと、しばらく赤組陣営では評判だったんだぞ」
「え、そうなんですか?」
「ああ。だから俺としても、結果オーライ……というやつだな」

そう言って、真田はそっとの手を取る。
その手をも握り返し、少し恥ずかしそうに笑い合うと、二人はまた、楽しそうに帰り道を歩きだした。

体育祭話です。以前行ったアンケの際に砂夜さんから戴いた「借り物競争で真田に借り出されるヒロイン」というネタが元で出来たお話です。
(すみません、結局は借りだされる側が逆になっちゃいましたが……)
ちなみに2021年のサイト改装時に、真田とヒロインの組の色を逆に変更しました。(もともとは真田が白組でした)
というのは、以前ソシャゲのテニラビで真田の応援団姿のカードが出たのですが、この話で書いたのと全く同じ格好で、「赤組」カラーだったのです。
それを合わせたら、まるで公式に挿絵を描いてもらえたような気分になれるじゃないか!ということで(笑)組の色を変更しました。
私は欲望に忠実な人間です。
また、体育祭の勝敗を引き分けにしていたのですが、結局引き分けだと真田のせいで勝てる試合を落としたということになってしまい、真田ならそれは気にするだろうと思ったので、真田の組の方の勝利に変更しました。
これもずっと気になっていたので、いい機会なので今更ですが変更しました。まあ、いいよね。