Nightmareを読んで下さって、ありがとうございました。
私としては初めての年齢制限物でしたが、いかがでしたでしょうか。

このお話を書くきっかけとなったのは、リンクにも貼らせていただいているそうま様のブログに描かれていた1枚のイラストでした。
真田が彼女を思いながら自慰をしている姿のイラストだったのですが、その表情にとても萌えまして。
一気にシチュエーションが浮かんできました。
本当にありがたいことに、その絵に文章をつけることに快く許可を下さったので、早速萌えに任せて着手したわけですが、最初は短い文章のつもりだったのに、ページを用意しなければならないほど長くなっちゃったわけです(笑)
イラスト自体はおそらくまだそうま様のブログで観れると思いますので、よろしければぜひ。

私の中では、真田ってほんと昔気質で堅物な人間というイメージがあります。
「結婚するまでは絶対に彼女の身体には手を出さない」と心に決めて、本当にそれを貫き通してしまう、ものすごく意思の強い人。
それは勿論、彼女のことが大切で仕方ないから、傷つけたくない一心でもあるのですが。
でも、それと同時に、私は真田は普通の健全な一般男子であるとも思っていて、人並みに性欲は絶対あるんじゃないかと思います。
ていうか、人間だから無いわけがないと思うのですね。
更に、テニスの試合中でも相手を完全に屈服させるような試合運びが好きな彼ですから、性に関しても同じような傾向があり、結構私は真田は性欲が強い方ではないかなと思うのですが、どうなんですかね(笑)
まあ、他の人よりは性の知識は多少遅れていたかもしれませんが、高校生ともなれば、性への興味は避けて通れない道だと思います。
というわけで、湧き上がる性欲と、彼女を守りたいという信念の間で葛藤して悩む(そして自慰に及ぶ・笑)真田を書きたくてできたのがこの話でした。
初心そうに見えても、心の奥底では彼女を性の対象としてちゃんと見ているし、本当は触れたくてしょうがなくて、時には彼女を想像の中で汚してしまう。
んで、事が済んだ後に、そんな自分が嫌になって落ち込み、自分を責める。
でも実際はちゃんと最初に自分が決めたとおり、結婚初夜まで我慢すると思うんですよ。
少し時代錯誤の堅物で不器用者だけど彼女をとっても愛していて、でもすごく人間臭い、そんな彼が書ければなあと思いながら書きました。
楽しんで頂ければ幸いです。

ちなみに……文章に関しては、もういろいろ突っ込みどころがあるかと思います。
普段年齢制限ものを書かない人間が必死で色気と雰囲気を出そうと頑張ったのですが、いかんせん初めてなもので加減も書き方も手探り状態でした。
未熟者でほんとごめんなさい。精進します。
それでは、読んで下さってありがとうございました!